Life-Explore ~人生を探求しよう~

心と身体を健康に保つためには、運動・食事、そして心の栄養が大切だと考えます。

週に1回の運動で「効果」はあるのか?

立春も過ぎ、三寒四温の日々が続いていますね。

今年は3月下旬に桜が開花するという予想を耳にしますし、段々と春が近づいてきているんだなぁと感じる最近です。f:id:kohei1064:20210211133136j:image

運動の効果とは?

さて、寒い時期はどうしても運動がおっくうになりがちです。

そこでよくいただく質問は「週に1回の運動でも効果があるんですか?」という質問。

いつも「何をもって効果があると言うかは変わります」というお返事をします。

「週1でも効果はありますよ!」と言ってもらいたかったと思うのですが・・・(笑)

皆さんは運動にどのような効果を求めているのでしょうか?

・血糖値・コレステロール値を正常化したい。

・お腹周りを引き締めたい

体脂肪率を下げたい

・疲れにくい体になりたい

・モテたい

その方のおかれている性別や年齢、環境によっても様々だと思います。

こんな論文が発表されています。

「週に1回の運動でも効果がある」

これは朗報ですね!(笑)

ただし「運動強度を高める工夫が必要」とあります。

つまり、なんとか工夫して日常生活よりも少しキツいと感じる運動をしましょうね、ということです。

「なんだ、結局しんどいことをしなくちゃいけないのか・・・」となりますが。

論文はこちら→UAB study finds exercising one day a week may be enough for older women - News | UAB

 

60歳以上の女性が体力を高めるための運動は、週に1回でも効果があるという研究を、米アラバマ大学の研究チームが発表した。ただし、週1回では体重減少の効果を期待できず、効果を得るためには、有酸素運動と筋力トレーニングを取り入れた強度の高いしっかりとした運動をする必要があるという。

One Minute 海外レポート | 糖尿病の運動療法情報ファイル -糖尿病NET

こちらの研究では、16週間に渡り週に1回のウォーキングを実施したところ、1分間の心拍数が110から92に減少したという報告です。

心臓の筋肉が強くなって 、より強いポンプ作用を獲得したということが言えます。

つまり、週に1回の運動でも心臓を強くする効果はあるということです。

心臓が強くなることで息切れをしにくくなり、結果的に疲れにくくなるという効果もあります。

さらに、ウォーキング等で外出をすることで骨の強化にもなります。

糖尿病の合併症として骨粗鬆症がありますし、身体を動かすことで自律神経も整えることができます。

このような様々な「効果」を週に1回の運動でも獲得することができます。

まずは一歩踏み出してみることが大切ですね。

運動をしていない方は、まずウォーキングをするところから。

さらに体型、もしくは膝や腰の痛みが気になり始めたらパーソナルトレーニングに通ってみることも良いですね。

 

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大阪市内を中心に展開するファーストクラストレーナーズに所属しています。

www.firstclasstrainers.net

●池田幸平(NSCA-CPT)・分子栄養学カウンセラー

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大阪のパーソナルトレーナー|池田幸平 - ファーストクラストレーナーズ

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大阪のパーソナルトレーニング|お問合わせ - ファーストクラストレーナーズ

※初回体験レッスンは、4,600円(60分・税込)となります